犬は、毛に覆われています。
怪我はえていないのは、鼻と、肉球だけです。
犬の毛のつくりは人間とは違って、一次毛と呼ばれる太い毛と、二次毛の複数の細い毛があります。

毛の成長周期は、成長期、退行期、休止期の三段階で、どんどん伸びて成長していたのが、毛母細胞が死んでしまいそれ以上生長する事がなくなり、毛乳頭から毛根部が離れて、徐々に上に押し上げられていきます。
毛根部はどんどん押し上げられて、毛包も縮んでいきます。すでにこの時に古池の下には新しい毛が生え始めており、新しい毛が成長するに従って、古い毛が押し出されて脱毛させることになります。

春と秋は、大量に抜け替わる時期ですが、この時期を「換毛期」と言います。
この時期に、ブラッシングをよくしてあげるといいです。

冬の間は寒さから守るために、毛がほとんど抜けません。
暖かくなってくると、古い毛の下に、新しい毛が成長し始めます。
これが、「夏毛」です。
犬は、大きく分けて、「夏毛」と「冬毛」の衣替えではなく、毛替えをしているということですね。

ただ室内で育てると、温度調節がされているので、「換毛期」も乱れるようです。

夏場、毛皮を着ていてるように見えて暑いんだろうなって思いますが、直射日光から皮膚を守ったり、紫外線を予防したりとなくてはならない日よけの効果があるようです。

体温調節は、足の裏に汗をかいたり、口でハアハアして調節しているので、肉球周りの毛は、カットしてあげたほうが、ワンちゃんは心地よくすごせるみたいです。




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