犬は、耳をピクピクと動かすことが出来ますが、あれは、たくさんの筋肉があり、自由に動かせるからです。「運動耳」と呼んでいます。
そして、音域も人間より、幅広く聞き取れますし、距離的にもずいぶん遠くの音も聞き取る事が出来るんです。
耳の向きで気持ちを読み取ることが出来ます。
耳がピンとたっている時は、興味をひかれる物事があった時です。
耳が後ろに倒れて、唇が後ろにひいて、不安そうだったら、恐怖や、不安な状態です。
危険なのは、耳が前に向かってピンとたっていて、口をすぼめて歯をむき出して、自信もある表情の時です。
相手を威嚇している状態です。
この時は、攻撃態勢になっている時なので、注意しましょう。
これが、耳が後ろに倒れていて、唇が後ろに引かれている状態なら、これ以上近寄ってきたら噛み付くぞ!といっているんですが、相手に恐れももっていて、本当なら、このまま逃げてしまいたいけどという気持ちも併せ持っている状態です。
耳が良すぎて、花火や雷のような、爆音はとても苦手で、パニックになって、逃げ出してしまうことがあります。
そのまま行方不明になってしまって、帰ってこないって事もあるんですよ。
穏やかな表情で、尻尾を左右に振って、耳を後ろにつくようにしてふせているときは、相手に甘えたり、服従している時の様子です。
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