鼻の部分は、犬によって長さがずいぶん違います。
馬のように長い、長頭型、中頭型といわれる標準型。バグやブルドッグのように短頭型。
臭いをかぐ嗅覚は、人間の千倍から一億倍も優れており、かぎわける力は、警察犬を見ればわかるとおり、すばらしい力を発揮します。
ところが、その嗅覚は、自然界に存在する物質のにおいに対してで、化学物質などのにおいには鈍感なんです。
この臭いのかぎ分けは、汗の成分をかぎ分けているんですって。
しかも、面積350メートル平方メートル内なら分かるらしいです。
まさに、恐るべき探知機ですね。
1時間前に道を人をちゃんとかぎ分けて分かるんですって。
犬の鼻には、人間の指紋のように鼻紋という細かなしわがあります。
これは、まったく同じものがないので、犬を識別するのに役だちます。
犬の鼻はいつも湿っていますが、もし、乾いていたら、病気の可能性があります。
熱があったり、栄養障害だったり、体調不良だったりします。
毎日、鼻に触ってみて、体調チェックをすることが出来ます。
あの湿り気は、鼻にそういう水分が出てくる穴が無数になるんだとばかり思っていたら、実は、自分で、なめて湿らしているそうです。
かさかさに乾いて、ひび割れている状態なら、これは、明らかに異常ですから、病院に連れて行ってあげてくださいね。
感染症にかかると、花がパサついて、ひび割れたり、かさぶたになったりする場合があります。
さらに食欲がなかったり、下痢や嘔吐がある場合、
また、くしゃみをしていたり、鼻水、席などの場合は、呼吸器系の疾患の場合があります。
すぐに、獣医さんにすぐにいってみてもらってください。
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