目が、頭の左右についていて離れているため、犬の視野は広いです。
そして、遠くのものまで見る事が出来ます。

人間の視野が180度で、後ろが見えないのに比べて、犬の視野は、250から290度もあります。
色彩感覚も人間と違って、赤色が見えないらしいです。
実際に犬の目には世界がどう映っているのかは、分かりませんが、人間のように細かくはっきりとした微妙な色が認識できてはいないみたいです。

暗いところで、写真を取ると、動物の目は光って取れてしまいますが、これは、フラッシュ撮影の光が、網膜になるグアニンというキラキラと輝く物質に当たって輝くからです。この物質のおかげで、暗いところでも弱い光を増幅する事ができ、暗がりでも、よく見えるんですよ。
どのぐらい暗がりで見え方が違うのかを人間の目と比べてみると、ビックリするぐらい違います。人間は暗がりで、白っぽい部分が認識できるぐらいで、ほとんどものの全体の形が確認できませんが、犬の場合は、夕方ぐらいに見え方です。山で遭難して、野犬や、狼に狙われた場合は、動きが完全に相手に把握されているということですね。怖いです。

犬や猫には第三眼瞼と呼ばれる特有の瞼が眼球の下に隠れています。
人間にはない瞼ですね。

人間からしたら、不思議なのは、動いているものに対する視力の方が発達しているという点です。
ペット犬のそばによって人間が話しかけている時、人間ははっきりくっきりペットが見えているのに、犬からしたら、輪郭も、色もぼやけて見えているんですよ。




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